コストコチルド食品「さくらどり炭火焼肉鶏とろ」。
コストコでよく見るさくらどりを使った商品です。
鶏とろという部位を食べるのは初めてだったのですが、確かに「とろ」だなと思いました。
「鶏とろ」とは?
鶏とろとは手羽元と胸肉の間の部分で、肩肉・手羽トロ・胸トロとも呼ばれます。
1羽の鶏から少量しかとれず、ジューシーさとしっとりさが共存している幻の希少な部位です。
コストコにはさくらどりの胸肉やもも肉などが売られていますが、鶏とろは初めて見たように思います。
値段:100g213円は希少だけに高め

さくらどり鶏とろは、300g×2袋で1280円です。
100gあたりで計算すると213円。鶏肉の中では高いほうだと思います。
やっぱり希少部位だから、なのでしょうか。
鶏肉は胸でもももでも1枚300gくらいなので、1パックには1枚の鶏肉が入っている感じになりますね。

1袋300gを開けてみると、このぐらいです。
ごはんのおかずと考えたら1~2人前という感じでしょうか。
細かいものもありますが、だいたい10切れ入っていました。
横にあるのは一緒に入っていた煮汁というかエキスですね。
加熱すると出てくるエキス(調味料)は旨味たっぷりなので、ぜひとも一緒に食べたいですね。
賞味期限は約半月
さくらどり鶏とろの賞味期限は約半月です。
300g×2袋で計600gというのは少ない量ではありませんが、半月あれば一人暮らしでも食べきれるでしょう。
消費期限ではなく賞味期限なので、味は落ちるますが、期限が切れても少しの間は安全に食べられるはずです。
調理は湯せんのみ
さくらどり鶏とろの調理法は湯せんのみです。
電子レンジ調理ができれば楽なのですが、「電子レンジ調理不可」とはっきり書かれています。
コストコのこの手のチルド食品は湯せん調理が主流ですよね。
湯せん調理は時間がかかるのがネックですが、ムラなくきれいに調理できるのがメリットです。
湯せんのあとはエキス(調味料)がたっぷり出てくるので、お皿に開けるときはこぼさないよう気をつけましょう。
やわらかいのに焼鳥味

湯せんなので想像つくかと思いますが、食感はやわらかいです。
よく煮込まれたホロホロ感もありますが、鶏とろというだけあってトロトロのやわらかさも感じます。
おはしで簡単に切り分けられますね。
お肉は切り分けられていますが、かなり大ぶりカットです。
厚みもあるためジューシーでボリューミー。でも表面の焦げ目からも伝わるように、味は焼鳥に近く、香ばしさを感じます。
ちょっと不思議な感覚かも。

しょうゆベースの甘辛味で、塩辛くはありませんがごはんが進みます。
お肉の旨味も強いため、濃い味と言っていいかも。
ひとつひとつ味わって、たっぷりのごはんと食べたいですね。
お肉だけだと味が単調なので、長ねぎをさっと焼いて添えました。
ねぎまのイメージだったのですが、長ねぎのシャキシャキ食感がマッチっして当たりでした。
ねぎでなくもやしでも良さそうな気がします。
濃い味をあまり好まない人は、野菜を添えて一緒に食べるのがおすすめですね。
一度は食べたい特別なさくらどり
コストコに通っている人ならなじみのあるさくらどり。
鶏とろは希少な部位のため、一度は食べておきたいという気持ちになりました。
鶏とろは名前の通りやわらかく食べやすかったです。
味は濃いめなので、お酒のツマミにも合いますよ!