コストコデリカの「サムギョプサル」。
私の知ってるサムギョプサルとは全然違うのでおどろきました。
そもそもサムギョプサルとは韓国語で「サム=3、ギョプ=層、サル=肉」なんですよね。
つまり「サムギョプサル=三段バラ肉」で、韓国ではバラ肉をそのまま焼いてタレやサムジャンをつけていただく料理なんです。
なのにコストコでは味付きのバラ肉として売られている…。
コストコではよくある「海外の料理をコストコ独自の解釈で作りました」系デリカです。
でも、ごはんが進む味付けでおいしかったからOKです!!
値段:100g127円は安くない
サムギョプサルは100g127円です。
コストコだと豚バラ肉が100g108円とかで売っているので、それと比べると割高に感じてしまいます。
たれがかかっているからその分高いのもしかたないってことでしょうか…。
でもよくある塩ダレなので、そこまで特別感がないんですよね。
多すぎるサムジャン
ただ、サムギョプサルにはサムジャンがついています。
その量はびっくりするほど多く、サムギョプサルで必要な量の5倍くらいあるんです。
サムジャンはいわゆる韓国の辛みそですしそもそもこのサムギョプサルはすでにしっかり味がついています。
イカ焼きに乗せる七味マヨネーズみたいなもんで、そんなにたくさんはいらないんです。
なのにこれでもかという大容量のサムジャン。
サムジャン自体がそれなりのお値段するので「たっぷりサムジャン付きの塩だれ豚バラ肉」と考えればまぁ妥当な値段なのかなと思いました。
お肉は薄めのバラ肉
サムギョプサルといえば厚切りの豚バラ肉です。
べろんと長い豚バラ肉をジュージュー焼いてからカットして食べるのが定番なのですが…。
はい、コストコのはこんな感じ。
私の知っているサムギョプサルと違ってお肉は薄くて小さいです。
焼肉サイズってことですかね、食べやすく焼きやすいって点ではありがたいです。
ただ、本場の韓国サムギョプサルを期待すると「え」となってしまうと思います。
あくまでコストコオリジナルの料理!
味は塩だれ焼きバラ肉
味は見た目通り、塩だれの豚バラ焼肉です。
たれがたっぷり入っているので丼向きかもしれません。
しっかりめの味つけでごはんが進みます。
塩ダレには辛味がないので、辛さに弱い人でも問題なく食べられます。
食べるときにちょっとサムジャンをつけると辛みが加わっておいしくなりますが、塩辛さもあるので風味程度につけるのがちょうどよさそう。
バラ肉以外にはお肉に隠れないサイズの玉ねぎが入っています。
たれに漬かっていたからかとろんとしていて、とろとろだけどシャクシャクもするという私の好きな食感です。
たれたっぷりでサムジャンもついているので、きのこや葉物野菜を少し追加してもおいしく食べられます。
もちろんサンチュに包んで食べるのも間違いないですね!
保存は冷凍で
内容量は1.5㎏ですがサムジャンがかなりの重さを占めています。
ジッパーバッグに詰めてみるとSサイズ2つにぴったり収まってしまいました。
冷凍するまでもなく食べきれますが、焼くだけでおかずになると考えれば冷凍ストックしておくと便利ですよね。
お肉はたれごとジッパーバッグに入れて冷凍し、サムジャンはそのまま冷蔵庫に入れています。
解凍は冷蔵庫で半日くらいかけてゆっくり行い、あとはフライパンで焼くだけです。
1,2枚を小さくカットしラップに包んでお弁当用にするのも良いですね。
おいしいけど独自料理!
塩だれの豚バラ肉はおいしいです。
焼くだけでおかずになるのはうれしいし、期せずして大量のサムジャンが手に入ったのもラッキーです。
でも、サムギョプサルという商品名にはうーんと首を傾げてしまいます。
韓国料理のサムギョプサルを知る人なら同じ感想を抱くハズ…。
韓国のサムギョプサルは忘れて「塩だれ豚バラ肉、たっぷりサムジャン付き」と考えて買うのが良さそうです。