コストコ韓国食品「リチャム(RICHAM)」。
缶入りのランチョンミートですね。
日本で有名なランチョンミート「スパム(SPAM)」の韓国版といったところでしょうか。
ちなみに韓国でもランチョンミートの人気No.1はやっぱりSPAMだそうです。
リチャムはSPAMと比べるとかなり新しい商品なので、競っているというよりは住み分けているように感じます。
コストコスパムはお買い得!オムレツにプデチゲ…アレンジも紹介リチャムとSPAMの違いは?
リチャムとSPAMの違いは、一言で表すなら塩分です。
リチャムは元々SPAMより塩分の低いランチョンミートとして誕生しました。
SPAMの塩分が2.5g、レスソルトのSPAMで1.88gなのに対してリチャムは1.7g。(100gあたり)
塩分が少ないため健康志向の人や薄味好きの人はもちろん、料理に組み込みたい人に向いていると思います。
値段も安めです!
値段:1缶366円は安い!
リチャムは6缶入り2198円なので、1缶366円です。
ランチョンミートって高いんですよね。
SPAMだと1缶あたり546円なので、値段ではリチャムが大勝利。
味や風味に多少マイナスがあっても許せちゃう値段かなと思います。
1缶は340g入っているので、3人家族でも一度に1缶使うことはまれです。
リチャムをそのまま味わいたい、とメインおかずにするときくらい。
だいたい2~3回に分けて食べています。
100gあたり100円程度のお肉と考えればやっぱり安いですよね。
ちなみにカルディでもリチャムは売っているようですが、コストコのほうが安いです。
買い物のために年会費払ってる甲斐がありますね。
リチャムの使い方
リチャムはSPAMと同じく缶にみっちり詰まっています。
私が開けた缶は、ひっくり返すとスルッと中身が出てきました。
もし出てこないときは缶とお肉の間にナイフを入れてはがしたり、お肉に直接ナイフを刺して引き抜くといいですよ。
断面はきれいなピンク色をしていますが、リチャムはそのままでも食べられます。
パッケージにも「開缶後そのままお召し上がりいただけます」と書いてありました。
ですが、個人的には火を通したほうが好きですね。
表面がかりっと焼けて脂の香ばしさが出たものが最高においしい! と思っています。
私は「表面だけ焼いて中は生でも問題なし」という認識で使っています。
味はたしかに塩分控えめ
塩分が少ないというのは口当たりからも分かりました。
うん、とっても薄いです!
焼いてそのまま食べる場合、SPAMだと何もかけずとも塩気があっておつまみになりますが、リチャムはちょっとさびしいかも。
ケチャップやマスタード必須ですね。
薄味だからこそ調味料で遊べるなぁと思いました。
SPAMにケチャップはちょっと味が強くも感じますからね。
お肉自体を楽しむというより、いろいろなものと合わせて楽しむランチョンミートという感じです。
リチャムのアレンジレシピ
薄味だからこそさまざまな料理に使えます。
沖縄料理のチャンプルー
ランチョンミートといえばチャンプルー。
野菜や豆腐をごちゃまぜにして炒める沖縄の料理です。
私はリチャムと豆腐、ズッキーニで作りました。
ゴーヤが良かったのですが我が家でゴーヤを食べられるのは私だけなので……
味付けは塩、こしょう、しょうゆとシンプルに。
リチャムのうま味でごはんが進みます!
ポーたまサンド
こちらはコストコのイングリッシュマフィンにリチャムと卵をはさんだサンドイッチ。
沖縄のソウルフード「ポーク卵おにぎり」をアレンジしました。
卵の甘さとリチャムのマイルドな塩気がよく合います。
リチャムの脂がイングリッシュマフィンに染み込んでジューシーな味わい。
朝食べると元気に1日を過ごせます。
スープの具材兼だし要員
画像では見づらいのですがスープにリチャムを入れました。
薄味とはいえうま味はぎゅっと詰まっているので、良いだしになってくれます。
もちろん具材としても食べごたえがあって優秀。
スープではなく鍋にも合いますね。
プデチゲにSPAMは必須レベルですし、冬には鍋にもどんどん使いたいです。
リチャムは使いやすい
塩気が少ないのは物足りなさを感じる部分もありますが、料理に使いやすいと考えると便利なんですよね。
なによりリチャムは安い!
安いから心置きなく使える、というのは大きいです。
SPAMを食べ慣れている人にとってはイマイチ、という可能性もありますが私はリチャムをかなり気に入りました。
たまにSPAM食べたいなと思うことはあるかと思いますけど、ランチョンミートを買うならまずはリチャムを考えるかなと。
普段SPAMをよく食べているわけではないけどランチョンミートは食べたいなという人におすすめです!