スキルも知識もない状態でWordpressのブログを開設して10ヶ月。
初めて買った有料テーマ「SANGO」が気に入りすぎました。
私のようにスキルも知識もない状態でブログを始める人には超絶オススメ。
11000円(税込)の価値はあります。
一言で表すなら、SANGOはIKEAみたいな感じかも。
ある程度基本イメージができていて、そこから自分好みにカスタマイズできるんです。
シンプルで柔らかい雰囲気が好きならハマります。
WordPress初心者の私が無料テーマから移行して感じたSANGOの魅力をまとめました。
無料テーマで苦労したこと
10か月前ブログを始めるにあたって、私は無料でよく使われているテーマを使おうと決めました。
結果行きついたのは「TwentyEleven」でした。
「Wordpressテーマ おすすめ」で検索し、大量の記事を読んだ結果です。
たくさんあるなかでなぜそのテーマなのかと思われるかもしれません。
WordPressのデフォルトテーマで、設定やカスタマイズについての解説記事が多かったというのが大きな理由です。
とにかく何も分からなかったので、調べて何とかなるテーマにしたかったんですよね。
とんとん
TwentyElevenは確かに解説記事は多いんですけどピンポイントの記事ばかりでした。
だから調べたいことをいちいち検索して、毎回いろいろなサイトを参考にしていました。
たとえば見出しのデザインを変えるだけで半日かかりましたし、行間の調整には3度失敗しました。
もう本当に苦労したんですよ。
抜けも多かったです。
全体図がよく分かっていない初心者は「何ができて何ができていないのか」が判断できないんです。
プラグインの効果が重複したりケンカしたりすることもありました。
初心者には全体図と順路が必須だと痛感しました。
私が感じたSANGOの魅力
SANGOは「オールインワンでブログ(サイト)を整えてくれるテーマ」。
とにかく初心者に優しいのがSANGOの魅力です。
知識ゼロでも分かる
SANGOは使い方がゼロから懇切丁寧に解説されています。
分かりやす過ぎるカスタマイズガイドで、迷うことなく1つずつ設定やカスタマイズが進められます。これが最大の魅力ですね。
私が2週間かけて調べ上げたサーバー、ドメインについてもまとめてくれているんですよ。もっと早くお会いしたかった……。
やるべきことが順番に書いてあるのが、初心者的にはたまりません。
全体像が分かるので、今自分が何をしているのかがよく分かります。二度手間も防げて効率的。
たとえば「子テーマ」。
テーマをアップデートしてもカスタマイズをやり直す必要がない優れモノです。
私はSANGOに移行するまで子テーマの存在を薄々知りつつも、何からすればよいか分からず避け、結局親テーマしか使っていませんでした。
子テーマの存在を知ったのが、親テーマにガチャガチャ書き込んだ後だったというのもあります。途中から子テーマを入れるとか、難しくて無理だと放置してました。
SANGOのカスタマイズガイドには子テーマについて早い段階で書かれていますし、インストールやカスタマイズの仕方までまとめてくれています。すばらしい。
統一感のあるブログになる
作ったばかりの頃のブログはとにかく見づらかったです。色もサイズも配置も、何をするにもひとつずつ調べなきゃならなかったわけです。
何をいじればどの色が変わるのか分からないし、文字サイズを変えたくてもその記事だけ変えるのか全部変えるのかって問題が出てきますし。
別々のサイトを参考にしているので、再現性もありません。
親テーマに直接カスタマイズしてるので、下手にいじったらすべて消えてしまう危険もあります。初心者丸出しで見づらいなーと分かっていても、なかなかキレイにはできませんでした。
SANGOならこの辺のストレスやリスクはありません。
カスタマイズガイドを見ながら選んでいくだけで統一感のあるサイトが完成します。
なかでも色の設定は目からうろこでした。ブログのメインカラーを設定するとさまざまなところに反映されるんです。
サイトに統一感を出してくれる設計なので、私みたいに色彩センスがない人でも安心です。色選びのポイントも解説してくれています。
カスタマイズガイドの色設定ページは、すごく勉強になりました。
カスタマイズガイドが1つずつ解説してくれますし、そもそも基本的なものは全部入ってます。
ムスメ
前はプラグインなんかを使って時間をかけて設定した「人気記事一覧」や「SNSシェアボタン」も、SANGOならカスタマイザーでサクッと設定できるんですよ。
感動を通り越してなんか悔しくなってきます。
初心者がイメージする「ブログの基本形」がしっかり入っているって感じですね。
好きなのを選んでいくだけで「ちゃんとしたブログ」になります。
カスタマイズも楽しめる
SANGOのレビューを見ていると、「個性が出しづらい」なんてコメントが気になります。
「良くも悪くもサルワカになる」とか。
これって上級者ゆえの悩みなんですよね…初心者は気にしない方がいいと思います。
だって、SANGOでも十分カスタマイズして個性は出せますから。
そもそもブログの個性ってなんでしょうね。
見出しや全体の色、ロゴを変えるだけで個性って出ると思うんですよ。文体や文字装飾だって個性に入りませんか。あまりに個性的だと逆に読みにくい、と思うのは私だけじゃないと思います。
初心者はHTMLやCSS、webデザインの知識がないわけです。
そのレベルでも選ぶだけコピペするだけで自分好みのブログになっちゃうなら文句ないハズ。
SANGO製作者さんのサイト「サルワカ」が見やすくてキレイだと思えれば、絶対に気に入ります。
というかだいたいサルワカファンが買ってますよね、SANGOって。
テーマ移行をやり直すのは面倒
WordPressデビューから有料テーマっていうのが引っかかる
最初は無料で様子を見たいな
私もそう思って「TwentyEleven」にしました。
確かにSANGOの11000円は大きいです。
でも、ちゃんと書き続けようと思うなら買ってもいいと思うんですよ。
だって、移行するの面倒ですし。
選ぶテーマにもよりますけど、テーマを移行すると設定を変えてプラグインを見直してと結構大変なんですよね。
めちゃくちゃ時間がかかります。
そりゃあ知識がある人ならサクッと移行できるんでしょうけど、私は元がツギハギ状態だったこともあってまだまだSANGOになりきれていません。
途中で変えて設定やらに時間をとられるくらいならお金かけても最初からキレイにできている方がいいです。
ブログとして文を読んでもらいたい、写真を見せたいと思う人は特に。
SANGOなら設定も簡単だし、2サイト目3サイト目と作りたくなります。
まだまだ知識も少ない私でさえこう思うんですから、すさまじい魅力ですよ。
中の人や先輩たちがスゴイ
SANGOリリースから少しの間は様子見状態だった私ですが、その間にもTwitterでは中の人がユーザーの要望や感想を拾い上げてくれていました。
アップデートは多少面倒ですが、実際の声に答えてくれているのは心強いです。勉強にもなりますね。
先輩たちもどんどんカスタマイズして記事にしてくれています。
たいがいサルワカファンだからSANGOにしっくりくるカスタマイズなんですよね。
ありがたい限りです。
参考にした記事
参考 コピペで簡単にできるSANGOのカスタマイズ方法まとめあずさんち
参考 WordPressテーマをSTORK→SANGOに変更した人柱の所感マサオカブログ
※2018年4月、マサオカさんはSANGOの公式子テーマ「PORIPU」をリリース!
私も購入しましたが、Wordpress初心者やブログ初心者でもワンクリックで簡単にカスタマイズが楽しめます。
参考 テーマをSTORKからSANGOに変えたのでカスタマイズやプラグインをまとめてみるよLove!?2nd
参考 ブロガーがWordPressテーマ「SANGO」を使うべき3つの理由と5つの注意点クロネのブログ講座
今もコピペだけでできる簡単カスタマイズがどんどん増えています。
みなさんスゴ過ぎ!
おかげでブログカスタマイズが楽しくなってます…ありがとうございます。
【追記】SANGOでPV倍増?
私がSANGOを導入したのは2017年10月の終わり頃。
で、11月のPVは10月のPVのほぼ2倍になりました。
私のブログはコストコ記事が多いので、PVはコストコの商品ラインナップに左右されることが多いです。
実際に1記事だけ他の記事の10倍のPVを持っていた時期もありました。
だから断言はできません。
でも2倍というPV増加理由の1つにはSANGO導入もあると思います。
そうでなければ2倍はいかないんじゃないかなって。
しかも12月以降もやや右肩上がりでPV増をキープしています。
SEOに強いとかデザインのおかげで読みやすいとかいろんな理由があるんでしょう。
SANGOはスピードも魅力ですし。
SANGOの良さが私のブログパワーを底上げしてくれたのは間違いありません。(おかげでSANGO購入代もささっと回収できました)
初心者にこそおすすめ
有料テーマって、購入するのはためらいますよね。
私もしばらく悩みましたもん。
でももし10か月前の私がここにいたら、SANGOがリリースされていたら、私は「迷わず買え!」と言いますね。
11000円は高いですけど設定やカスタマイズにかかった時間を考えるとむしろお得です。
その時間にライティングで稼いだらトントンかな、なんて。
初心者がWordpressデビューするならひとつ頼れる柱があると安心です。
私にとってSANGOは値段以上の価値があったと思います。
ユーザーからの評判もいいし、オススメですよ。