【体験談アリ】手数料の節約?リスク?クラウドワークスで直接契約を打診されたら

CrowdWorks

手数料も節約できるし直接報酬をお渡ししたいのですが……

クライアント

クラウドワークスで仕事を引き受けていると、クライアントからこんな打診をされることも珍しくありません。

クラウドワークスを介さずに、クライアントと直接契約する “直接契約” 。

手数料がない分単価が上がる」「やり取りがスムーズになる」そんなメリットを並べられたものの、契約していいものかどうか……。

この記事では直接契約の打診を受けたらどうするかについてまとめました。

  • メリット
  • デメリット
  • クラウドワークス規約

3つの角度から、直接契約について考えてみました。

MEMO
この記事ではクラウドワークスから直接契約へ移行する場合を考えています。

はじめから直接メディアとやり取りすることは、この記事で言う「直接契約」ではありません

メリットは手数料がないこと

クラウドワークスでのシステム手数料は報酬によって変わり、まとめると以下のようになっています。

  • 10万円以下  20%
  • 10~20万円  10%
  • 20万円超   5%

規約によると、システム手数料はメンバー(ワーカー・受注者)が負担することになっています。

1万円の報酬から2000円引かれるということです。これが節約できるとなると、収入も大きく変わります。

そもそも手数料が高すぎる……と感じるのは私だけではないハズですが、仕方がないのかなぁ。

参考 CrowdWorksシステム利用料金

報酬が手元に来るまでが速い

CW振込遅い

クラウドワークスの報酬は、15日と月末で2回の締日があります。

銀行への振り込みはその半月後ですので、1月1日に確定した報酬が手元に来るのは早くても1月末です。

クライアントの検収タイミングによっては1ヶ月近く待たされる可能性もあります。

極端な話になりますが、直接契約なら記事を提出して翌日には報酬が手元に……ということも可能です。

デメリットは「自己責任」

クラウドワークスの優れているシステムの一つが「仮払い」。

これがあるからこそ、ワーカーは安心して仕事をすることができます。

直接契約の最大のデメリットは「仮払い」がないことです。

報酬がもらえる保証がない

記事を提出すれば報酬がもらえる、これって当たり前のことのようですが実はそうでもないんですよね。

クラウドワークスから直接契約に切り替える場合、きちんとした契約書を交わす人ばかりではありません。口約束で仕事の依頼をしている状態になる可能性があるのです。

記事の提出後に連絡が取れなくなった、という相談はクラウドワークスでもたびたび見かけます。

相談に対する回答は決まって「仮払いはされていますか?」。

仮払いがあれば報酬の心配はなし、仮払いをしていなければ諦めてくださいという意味ですね。仮払いは偉大ですよ、ホント。

【参考記事】
仮払いでトラブル回避!クラウドワークスの自衛術

トラブルは自分で対処

クラウドワークス上の手続きを踏んでいれば、クライアントと連絡が取れない、検収が終わらないなどのトラブルはクラウドワークスが間に入って話を進めてくれます。

直接契約の場合、当然ですがクラウドワークスは間に入ってはくれません。踏み倒されたら自分で回収しなければなりません

騙そうとしている悪徳クライアント VS ライティングで副業している人。どちらが有利かは明白です。

クラウドワークスのシステム手数料には保険の意味もあります。直接作業以外の面倒な部分に対して、「何かあったときは助けてね」ということ。

ただマッチングにお金を払っているわけではないということですね。

個人情報の開示

直接契約で個人情報を開示する

直接報酬をもらうには振込先を教えなければいけません。副業だと口座の名前は本名ですよね。

本名を伝えるの、抵抗ありませんか?

私は名前や住所などの個人情報の開示って、地味だけどものすごく抵抗があります。

本名が知られたからといって、特に悪用されることはないと思うんですけど、なんか嫌なんですよね。

契約書を交わす場合はさらに多くの個人情報を開示することになります。

業務委託契約書は契約ですから住所や連絡先などが必要です。バイトの契約書みたいなもんですよね。

今まで匿名で契約していた相手に個人情報を開示することになるので、必然的にリスクも高くなります。

本気でフリーランスを志すなら避けては通れませんが、スキマ時間でお小遣いをと思っているのなら敢えてリスクを取る必要もないと思います。

クラウドワークス規約

メリット・デメリットを挙げてきましたが、何より大切なのは規約です。

規約には以下のような記載があります。

第5条 本サービスの内容

14. 会員又は過去5年以内に会員であった者は、会員又は過去5年以内に会員であった者と、本サービスを利用せずに、直接に本サービスを通じて委託可能な内容に関する業務委託契約を締結すること及びその勧誘をすることを行ってはならないものとします。但し、弊社が事前に承諾した場合はこの限りではありません。

つまり「クラウドワークスでマッチングしたクライアントとワーカーは直接契約をしてはいけない」ということです。

そう、直接契約は規約違反なんです。

まぁ当然と言えば当然ですよね。クラウドワークス内で契約しないと、クラウドワークスは利益を上げられませんから。

マッチングだけしてあとは直接契約なんて流れができたら閉鎖になりかねません。

結局どうするべきか

保証がないというリスク、自分が矢面に立つ覚悟、規約違反……。

安心と高報酬とを天秤にかけたとき、大事なのはどちらですか?

安心と報酬の天秤

私は副業としてクラウドワークスを利用しています。

報酬も大切ですが、何よりクライアントとのトラブルは避けたいです。自分でトラブルを処理する能力も自信もありません。

さらに実際そうなるかは分かりませんが、契約違反は損害賠償請求のリスクもあります。

もちろん専門家ではないので、確実なことは分かりません。ただ、規約違反を犯すのはリスクが高いです。

したがって私は直接契約をおすすめしませんし、あえて勧める人もいないでしょう。

直接契約を考える人がいなくなるくらいに、システム手数料を見直してもらえると一番なんですけどね。

クラウドワークスさん、ご検討ください!

【追記】直接契約の打診がきたのでやんわり断ってみた

私が登録しているもうひとつのクラウドソーシング『ランサーズ』にて直接契約の打診がありました。

ランサーズの操作に慣れないため、次回以降は直接お振込みさせていただきたいのですが……

クライアント

ランサーズ内で1記事納品したところ、チャットワークにてこのようなメッセージが。

直接契約という言葉は使いませんでしたが、まぁ、そういうことですよね。

そこまでこだわりのある案件ではなかったこともあり、私も強気に出ることに。

とんとん

直接契約は規約違反になってしまいます。これまでどおりランサーズ内で契約をお願いできませんか

こんな感じに返信しました。

絶対に逃したくない案件なら、規約違反という言葉は使わなかったと思います。「ランサーズで予定管理をしているので……」と言いますね、たぶん。

返信は早く、さっぱりしたものでした。

ランサーズで依頼をさせていただきました。よろしくお願いいたします

クライアント

無事、ランサーズで継続依頼を受けることができました。そこそこ記事数の多い案件だったので手数料がもったいない気はしましたけどね。

今回はある程度まとめての発注だったこともあって、面倒なやりとりにはなりませんでした。

でももしクライアント側で「毎月5記事」「不定期継続」といった予定立てていたら、「じゃあ別の方に……」となっていたかもしれません。

いちいちランサーズで設定するのが面倒」というクライアントも多いのです。

直接契約の打診は久しぶりでしたが、やっぱりドキドキしました。

仕事もほしいし、波風立てたくないしと直接契約をOKしてしまいたくなる気持ちは分かります。

でも、ランサーズで継続できて、私はホッとしています。クラウドワークスやランサーズを通すことでわずらわしい手続きや面倒なやり取りはせず、安心して作業に取り掛かれました。

後のことを考えても、やっぱり直接契約は断ることをおすすめします。

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