コストコの精肉コーナーでふらっとお肉を見ていたら、たまたまお客さんの中にお肉屋さんがいて。
「同業だけどこの値段でこの質は買っちゃうよね」と言ってたので、ついつい私もカートインした「ミスジステーキ」。
たしかにコスパがすごいです。
店員さんとお肉屋さんから聞いた情報を駆使して、不器用ながらもなんとか下処理をしておいしく食べきりました。
肉屋が太鼓判の激安価格
私が買った日の値段は100g当たり208円。
希少なミスジという部位でこのお値段は激安だそうです。
私は牛肉の値段には疎いのですが、お客さんとして来ていたお肉屋さんが言うにはかなり安いとのことです。
部位はよく分かりませんが、おいしい牛肉が208円というのはたしかに安い気がします。
下処理~スジと肉に分ける
ネットでいろいろと調べて下処理をしてみました。
ミスジステーキの特徴は中心に入ったスジ。
だいたいのお肉にくっきりとしたスジが入っています。
そのまま食べるとスジが気になっちゃうので、下処理でしっかり取り除くのがポイントだそうです。
スジに沿って包丁を入れ、スジとその両サイドのお肉の3パーツに分けます。
魚の三枚おろしみたいですね。
スジも煮込んで食べるため、そこまでギリギリに取る必要はありません。
むしろ少しお肉がついているくらいがおいしいかも。
食べやすいサイズにカット
まずはザクザク切ってサイコロ状に。
そのまま焼いてタレをつけて食べます。
お肉の味がよく分かるカットですね。
細切りは野菜や春雨なんかと炒めるときに重宝します。
たいして細くないし長さもバラバラなのは性格上の問題もあります。
薄切りも使い勝手が良いですよね……と言ってもあまり薄くはないんですけど。
ちゃんとした肉切り包丁でもないし、そこまできれいには切れませんでした。
スジはひとくち大にします。
煮込み料理に使うこともあり、割とお肉がついた状態にしています。
1食分ずつ冷凍保存
切ったお肉やスジは1食分にし、ジッパーバッグに入れて冷凍庫へ。
メインに使う量のほか、サイドメニューに使う少なめのものも作っておくと便利です。
ひとりゴハンにも使えますしね。
我が家のアレンジを紹介
我が家には圧力鍋も土鍋もないので、フライパンと普通のステンレス鍋を駆使して調理しました。
肉を味わうサイコロステーキ
サイコロカットしたお肉はマッシュルームと炒めました。
少しバターを入れて香ばしさを出し、クレイジーソルトやわさび醤油でいただきます。
シンプルで簡単な分、お肉の味がしっかりと分かる料理です。
野菜と炒める
細切りにしたお肉はねぎと炒めました。
ちょっと焼きすぎて反省。
味付けはシンプルににんにく醤油です。
つまみにしたい味噌煮込み
田舎味噌を使って味噌煮込みに。
人参、白菜、大根と一緒に半日煮込みました。
お肉もスジもとろとろになったし、これならいくらでも食べられます。
2日目のおでんをリメイク
残ったおでんにスジを入れてリメイク。
牛の旨味が出て、おでんとはまた違う煮物に変身です。
唐辛子を振って食べるのがおすすめです。
旨味があふれるビーフシチュー
市販のルゥを使ったビーフシチュー、一番人気の料理でした。
「買ってきたミスジ全部これにしてもいいくらい!」とは夫の感想です。
煮込めばスジもとろとろに
牛肉の味の違いはそこまで分からない人間ですが、どんな調理法でもおいしくなりました。
そのまま焼いたときは牛肉感がすごくって、「肉食べてるううう!」という感じですね。
ただ、料理が得意とは言えない私にとっては焼き加減が難しいので、煮込みが一番おいしかったです。
しっかり煮て柔らかくなったお肉やスジは絶品でした。
本当にスジ感がなくてとろっとろ。
全部煮込んでも良かったと思うくらいです。
リピ買い推奨の高コスパ品
くさみもなくやわらかい。
軽く下処理するだけでおいしく食べられました。
味と食感とを考えると確かに安いです。
品質良しで価格はひかえめ、いわゆる高コスパですね!
いろいろと試してみたい料理もありますし、リピート決定ですね。
たいして料理が上手でなくともおいしく食べきることができるので、精肉初心者にもおすすめですよ。