「三元豚ロースしょうが焼き用」という名前ですが、もちろん生姜焼きのためだけに買うわけではありません。
薄切りのロースなので使い勝手が良く、見た目よりやわらかいので気に入っています。
三元豚とは?
豚と言えばイベリコぐらいしか知らないのですが三元豚って言葉はよく聞きます。
そういえばコストコの冷凍コーナーにも三元豚のとんかつがありますよね。
で、三元豚について調べてみたらビックリしました。
三元豚はブランド名じゃないんですね。
簡単に言うと3つの品種をかけ合わせた豚ってことらしいです。
産地の名前をつけた「○○三元豚」というブランドもあるそうで、畜産も奥が深いなぁと感心してしまいました。
なかなか豚の品種改良というのは想像がつかないのですが、かけ合わせて肉質を良くしたり甘くしたりするってことですよね。
純粋種の方がランクが高いような気もしますが、しっかりと考えてかけ合わせた方が手間もある気もします……難しい。
三元豚はミックス豚さんのお肉ってことで理解しました。
値段:89円 / 100g は安い!
![豚ロースしょうが焼き(ラベル)](https://i0.wp.com/tonton-arukikata.com/wp-content/uploads/2017/07/e15b2579e3711d9ca7db4764688f71bb.jpg?resize=680%2C390&ssl=1)
見た感じつやつやで美味しそうな色をしています。
スーパーの激安お肉よりずっとハイグレードに思えるのですが、お値段なんと89円 / 100g!
クーポンではなく通常価格で90円切るとかとんでもないことですよね。
豚肉は「100円切ったら買い!」と思っていましたが、これは素晴らしいです。感激。
見た目より柔らかい
![豚ロースしょうが焼き(肉の色)](https://i0.wp.com/tonton-arukikata.com/wp-content/uploads/2017/07/2214bc4162bce85198fd78bc4ac0731f.jpg?resize=680%2C390&ssl=1)
普段はしょうが焼き用のお肉を買いません。
お肉が硬いイメージがあるんですよね。
箸で切ろうとしたらうまく切れなくて箸が飛んでいった経験も数知れず。
そんな私にとって今回はちょっとしたチャレンジでした。
硬かったら煮込んでやる、という意気込みで。
スーパーで見かけるしょうが焼き用よりはちょっと厚めですが、表面積は同じくらい。
食べやすいサイズに切ってしょうが焼き汁に付け込んで焼いてみました。
とんとん
良かった……これは柔らかくておいしいやつでした。
赤身感はあるけど繊維っぽさはなし、噛みやすくてジューシーでした。
4歳の娘も食べやすそうでした。
店員さん聞いた使い道いろいろ
コストコの試食ではお肉の味を伝えるためかシンプルな塩コショウで提供されていました。
せっかくたくさん買うのだから使い道を知っておきたいと思い、試食担当の店員さんを質問攻めに。
とんとん
店員さんが自宅用に購入したときは、たっぷり野菜と焼肉のタレで炒めることが多いそうです。
「男児がいるからたくさん作らないといけなくて……」と。
短冊状に切って青椒肉絲や酢豚のようにすることもあると言っていました。
![豚ロースしょうが焼き(ケチャップ炒め)](https://i0.wp.com/tonton-arukikata.com/wp-content/uploads/2017/07/4b589aefd757b67a9e5c1fcc5652d111.jpg?resize=680%2C390&ssl=1)
酢豚ではありませんが、私もケチャップ炒めを作ってみました。
赤身だけど柔らかいので子供でも食べやすかったです。
冷めても柔らかいからお弁当にも重宝するとのことでした。
確かに赤身だから冷めて固まった脂もほとんどなくて食べやすいかも。
しょうが焼き用といいつつ使い道は広そうです。
保存は冷凍!おすすめ下味5つ
![ロース(冷凍)](https://i0.wp.com/tonton-arukikata.com/wp-content/uploads/2017/07/b784b256d5f4adccf3d5146a84b19023.jpg?resize=584%2C396&ssl=1)
コストコのお肉はBigサイズなので、バーベキューの予定でもない限り冷凍保存推奨です。
私は調理を楽にするために買ったその日に下味をつけて冷凍庫へ入れています。
どれもお肉と調味料をジッパー付きバッグに入れてモミモミするだけなので簡単ですよ。
1. はちみつ味噌
私が大好きな味付けです。
味噌とはちみつを「2:1」で混ぜてモミモミします。
はちみつがないときは砂糖を入れてもいいのですが、砂糖は水気が少ないのでちょっとだけお酒かみりんを入れましょう。
![ロース(はちみつ味噌)](https://i0.wp.com/tonton-arukikata.com/wp-content/uploads/2017/07/1166541d4a94a0fb7cb891087675dfc1.jpg?resize=584%2C386&ssl=1)
焼くとこんな感じになります。
味噌がついていると焦げやすいんですよね。
私はそのおこげも好きですが見た目はイマイチかも。
焼く前に軽く味噌を拭きとると焦げにくいそうです。
2. 酒・塩・胡椒
定番の下味です。
和洋中と何にでも使えるので、迷ったらこれにしておけばOKです。
刻みネギを入れてねぎ味噌にしても◎。
3. 酒・砂糖・醤油
解凍して野菜と炒めるだけで一品出来上がります。
私はだいたい酒・砂糖・醤油を「1:1:2」で混ぜて、炒めるときに塩コショウで味を調整しています。
甘さを抑えるなら、砂糖の代わりにみりんを使うのもアリです。
4. しょうが・みりん・醤油
商品名通りに「しょうが焼き」を作れる下味です。
みりんと醤油は「1:2」であとはしょうがをたっぷり。
何年も色々なレシピを試した結果です。
みりんじゃなくて酒を入れる人もいますが、みりんの方が醤油の辛み(塩味)がまろやかになっておいしいと思いました。
5. 酒・しょうが・ニンニク
スタミナ満点の料理用に、しょうがとニンニクをたっぷり入れて漬け込みます。
玉ねぎやきのこと炒めて丼にしたりケチャップを使った酢豚モドキにしたり。
衣をつけて揚げても肉自体の味と香りで食欲をそそります。
コチュジャンや豆板醤など、濃い目の調味料との相性が抜群に良いです。
![おろしにんにく](https://i0.wp.com/tonton-arukikata.com/wp-content/uploads/2021/08/d7b5151ed7f77c7612d7d77496e44642.jpg?resize=160%2C160&ssl=1)
価格と柔らかさでリピート希望
下味をつけて冷凍しておけば普段の料理が楽になりますし、むしろコストコサイズがちょうどいいとすら思えてきます。
しょうが焼き用のくせに柔らかくておいしいし、何より嬉しいのはお手頃価格ってところ。
大容量でもまったく問題なしですよ!