クラウドソーシング初心者は目的別の案件を同時進行するべし

種花実案件

クラウドソーシングで案件探しをするとき気になるのが「案件の選び方」です。その案件が良いか悪いかだけではなく、どのくらいの案件(クライアント)を持つかも悩ましいところですよね。

1つの案件で30記事と3つのクライアントで10記事ずつ。どちらも合計記事数は同じですが、私は後者「複数の案件で少しずつ書く」を選んでいます。

結果的にいい方向へ進んでいるので、特に駆け出しライターさんに向けて、複数案件をとるメリット・デメリットと選び方をご紹介します。

複数案件のデメリット

複数案件の場合、クライアントも複数です。ランサーズのメッセージやチャットワークなど、いちいちメッセージのやり取りが面倒です。記事の構成や納品方法なども違うため混乱することも。

1案件に絞ったほうがクライアントとのやり取りも少ないし、プロジェクトの流れや構成も同じなので書きやすいですよね。

嫌な言い方にはなりますが、クライアント視点で見ると貢献度は高くありません。たくさん納品してくれる人のほうが、「頑張ってもらっている」「いつもありがとう」って気持ちにもなるでしょう。貢献度が高いほうが単価や納期などの交渉もしやすくなるので精神的に少し楽になります。

複数案件のメリット

複数案件をとる3つのメリット

複数案件では事務的な部分で手間が増えるというデメリットがあります。が、もちろん私がオススメするにはそれなりのワケがあります。

リスクを分散できる

単純な話ですが、1案件に依存していた場合、その案件がなくなったらどうしますか。

ネットメディアは作るのも早ければなくなるのも早いです。ワーカーに落ち度がなくても「今月いっぱいで終わり」ということもあり得るのです。

私も「今月いっぱいで、担当されているコーナー(カテゴリー)を終了させていただくことになりました」と言われたことがあります。言われたのは月末(27日)でした。突然残り数日で終了となってしまったのです。この案件しか持っていなかったら、翌月の仕事はゼロになってしまいます。

複数案件を持っていれば、もし1案件が突然なくなったとしても致命的にはなりません。仕事ゼロ状態にならなくて済みます。

スキルも可能性も広がる

複数案件だからこそ、スキルや可能性を広げることができます。ジャンルやメディアの規模をバラバラにすればいろいろな経験が積めます。

ライティングにも流行りがあり、稼げるテーマと稼げないテーマがあります。幅広いテーマに対応できれば稼ぎやすくなりますが、1案件にのみ注力しているとそれ以外の知識は身に付きません。

ライティングを続けようと思うなら、いろいろと手を出しておいたほうが自然にレベルアップできます。

悪条件を見極められる

1案件だと、そのクライアントのやり方がすべてになってしまいます。極端な話、どんなに悪質なクライアントでも気づけません。

報酬が低い、返信が遅い、仮払いを渋る、条件がどんどん厳しくなる……複数のクライアントと接すれば、何が常識で何が非常識なのかが分かってきます。

3種の案件を意識して受注

ここまで複数案件をとるメリットを書いてきましたが、闇雲に案件を選ぶとメリットは少なくなってしまいます。重視するものを絞って案件探しをするのがおすすめです。

案件で選びで重視するものは「スキル・実績・報酬」の3つです。副業として長く続けるためには、可能性を広げつつ今の生活も大事にするスタンスがオススメです。

スキルアップにつながる案件を「種」、実績獲得につながる案件を「花」、報酬につながる案件を「実」にたとえて説明します。

種案件~種まきしつつスキルアップ

「種」案件と呼んでいるのは、スキルアップを重視する案件です。将来のためになるものですね。

今まで書いたことのないジャンルや、ワードプレス入稿など馴染みのないシステムにチャレンジします。報酬や各種条件は妥協して、スキルアップにつながる案件を選びましょう。

まとめ記事ってライター的にオイシイの?実際にやってみて思ったこと」にも詳しく書きましたが、私はまとめ記事にチャレンジして散ったことがあります。やってみないと、できるかできないか分かりませんしね。結局「無理」という判断をしましたが、おかげでまとめ記事案件は手を出さないという方針が立てられました。

花案件~実績重視で記名や肩書ゲット

ジャンルや報酬を妥協してでも1つは持っておきたいのが記名記事です。自分が書いたと胸を張って言えるので、新規案件に応募するときは強い武器となります。人に見せる、自分の「花」となる記事です。

私はライティングを始めて数か月で、記名記事を書けるようになりました。報酬は非常に低かったのですが、この記事たちは今でも新規案件ゲットの武器になっています。

記名記事をいくつかのジャンルで持っておけるのが理想です。硬めの文と柔らかめの文、長文と短文など、あればあるほど応募の役に立ちます。

記名が難しければ、他のクライアントに「自分が書いた記事」と紹介できる案件でもOKです。履歴に残せて紹介できる記事を増やしましょう。

実案件~収入を得て生活する

完全にお金目的の記事です。実、つまり収入に直結する案件を選びます。

文字単価は高いに越したことはありませんが、低くても書きやすければ総額は上がります。文字単価がすべてではないんですよね。

私は5000字5000円の案件は全く進まず数日かけたくせに、2000字1500円の案件は1日2記事書いても楽勝ということがありました。

前者は私の苦手なジャンルな上に網羅記事。リサーチもツラくて苦行でした。詳しくは「「1記事5000円」「網羅」で失敗!受注を後悔した案件を語ってみる」をご覧ください。

後者は私の好きなジャンルなのでリサーチもライティングもサクサク進みます。文字単価よりもジャンルや構成が大事だと痛感しました。高単価ではなくてもいいのです。自分が稼げる案件を見つけましょう。

3種の案件で良いサイクルを

種花実の良いサイクル

稼げる「実」案件があればこそ、「種」「花」案件にも手を出せます。「種」はいつか「実」になりますし、「花」は採用確率を高めます。

逆に言うと「種」がなければ成長は頭打ちになり、「花」がなければ良い案件に採用されず、「実」がなければ収入が少なくなってしまうということです。

初心者は「種・花・実」の3種の案件を意識して受注しましょう。3種を揃えれば良いサイクルが作れて、ゆっくりでもステップアップできます。

一緒に頑張りましょう!

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