「初心者は搾取される」なんて言葉も聞きますが、私も昔は何度も失敗しました。
たまたま「損した」程度で済みましたが、完遂できなかったり騙されたりする可能性もおおいにあったわけです。
CrowdWorks失敗談!初プロジェクトは完了まで1カ月この記事では「そろそろプロジェクトに挑戦してみようかな」という初心者に向けてプロジェクトの選び方についてまとめました。
「簡単で稼げる案件」ではなく、「プロジェクトに慣れて、将来的に稼ぐための案件」です。
長く稼ぐための第一歩。
ステップアップのための仕事と割り切って取り組んでみるのも良いと思います。
初心者歓迎・マニュアル完備
初心者でクラウドワークスのシステムにも慣れていない人には、「初心者歓迎」「マニュアル完備」といった案件がおすすめです。
単価はたいがいおどろくほど安いです。
文字単価0.2~0.3円くらいですかね。
「スキルはなくてもいいから、とにかく安く記事を手に入れたい」と考えているクライアントです。
搾取されているという風に思うかもしれませんが、まずは仕事を知ることが大事です。
クラウドワークスは給料制のアルバイトと違い、待っていても誰も教えてくれません。
たとえ報酬は安くとも、ステップアップのための勉強と割り切って受注することも必要です。
単価の低い初心者向け案件は勉強という意味ではメリットがあります。
システムや記事作成に不慣れなワーカーと何度もやり取りをしているため、初心者でも比較的スムーズにプロジェクトが進められます。
慣れてきた人にはおすすめできません。
最近では私も「初心者歓迎」案件は見ないようになりました。
納品は1記事ずつ
意外と見落としがちなのがココ。
「20記事を1セットとし~」という案件は絶対に避けましょう。
まず同じテーマで20記事書けるかという問題があります。
意外と同じテーマで20記事書くのはキツイです。
好きなものでも、20も違う角度から語れるでしょうか。
具体的にざっくりとしたタイトルをすぐに20挙げられなければやめましょう。
テーマが決まっていてもプロジェクト完遂という達成感のないまま20記事を納品し続ける精神的なストレスも大きいです。
これでいいのかなと迷いながら20記事を書くのは嫌ですよね。
こまめにフィードバックしてもらえないと不安は増すばかりです。
脅すつもりはありませんが、15記事くらいでクライアントと連絡が取れなくなった……なんて怖い話も聞きます。
取り掛かってから完了までの期間が長くなってしまうと、クライアントの状況が変わってしまうというリスクもあるわけです。
理想は1記事ずつ、多くても5記事ずつで納品→検収→完了できる案件を選びましょう。
テキストファイルで提出可
入稿方法も大事です。
「独自のツールで入稿」というプロジェクトも多くあります。
便利で使いやすいものもあるでしょうが、プロジェクトという新しいことを始めるときにさらに新しいことを覚えるのは大変です。
マニュアルも増えますし。
もっとも簡単なテキストファイルか使い慣れた方法で納品できる案件が理想ですね。
テーマは得意分野を選ぶ
美容・健康といった案件が多く並んでいますが、やはり始めは自分の得意なテーマがいいです。
単に好きというのでも良いのですが、経験があるテーマの方が書きやすいかと思います。
ペットを飼っていたらペットに関する記事、アパレルのバイトをしたことがあったらファッションとかですね。
健康に関するテーマは書き方に制約が多く難しいです。
薬機法とかですね。
「〇〇を使うとガンが治る!」なんて根拠のないことを書いてしまうと法律的にもアウト。
美容でも同様のことが言えるので、初心者は避けた方が無難です。
無理せず書ける文字数を
自分が意識せずに書くことができる文字数は分かりますか?
何度か記事作成を経験していると分かるのですが、ちょうどよく書ける文字数も人によって差が大きいようです。
初心者にとって1000文字(原稿用紙2枚半)は大きな壁です。
たとえば「800字300円」と「2000字1500円」なら、余程自信がない限り単価には目をつぶって前者を選ぶことをオススメします。
効率よく稼ぐことより最後までプロジェクトをやりきることが優先です。
無理はしない。自分で仕事を選ぶうえで大事なことですね。
完遂が何より大事
ライティング案件を探していると、とかく文字単価を気にしがち。当然ですよね、稼ぎたいですから。
でもはじめは慣れることが何より大事です。
慣れない素人が欲を出して稼げる案件に応募するとたいていだまされます。
まずは3回、プロジェクトを完遂してみましょう。
無事にやり遂げることができたらシステムにも慣れて選べる仕事も格段に増えます。
千里の道も一歩から。少しでも稼げれば、と思っているからこそ慎重にプロジェクトを選んでくださいね。