初心者
自分がクライアントだったとして、ライターを募集してこんな文を見たら、何を感じますか?
「色々教えてあげよう!育ててあげよう!」と思った人は天使です。
真っ黒とは言わないまでも、私みたいにややグレーな心を持った人はこう思います。
クラウドワークスで稼ぎたいなら「初心者ですが」の前置きを卒業しましょう。
卒業すると、もっと稼げるようになるはずです。
「初心者」を強調する理由
初心者ですがと前置きをする人は、何を求めているのでしょうか。
実は私も初めは「初心者ですが」「分からないことだらけですが」と言っていました。
まぁ、経験ある人も多いんじゃないでしょうか。
誰しも初心者からスタートしますし。
その経験から言うと、初心者という前置きの裏には甘えがあるんですよね。
- 丁寧に教えてください
- 分からなくても許してください
- できなくても怒らないでください
作業の前にハードルを下げ、できなくて当然と甘えているということです。
しかも、うまくいかなかったときの言い訳にもなります。
「初心者だって言ったのに、ちゃんと教えてくれなかった」そう言えば自分のせいにはなりません。
少なくとも自分の中ではクライアントのせいとして処理できます。
学ぶ・調べる・聞く・試す……初心者なら努力なんてしなくてもいいんです。できなくて当然。
「初心者」というフレーズは謙虚に見えて実は危険なフレーズなんです。
甘える相手を間違えてはいけない
会社やお店で雇われるときは、甘えてもいいでしょう。
雇う側も初心者を育てるつもりでいますから。
将来自分より下の人ができたら甘えさせてあげられますしね。
でもクラウドワークスは、いや、業務委託のクラウドソーシングでは育てるためにライターを募集しているワケではなく「今、仕事ができる人」を募集しているのです。
「やりたい人」ではなく、「できる人」。
育てるつもりがない人は多いです。
初心者を免罪符に甘い考えで近づいてしまうと逆手にとられてしまいます。
初心者だから安く使えるし、条件が悪くても普通だからと押し通せる。
極端な話、犯罪じみたことをさせるのも簡単なんです。
私も実際に良くない案件に何度か遭遇していますしね。
CrowdWorks失敗談!初プロジェクトは完了まで1カ月だから「初心者」は稼げない
初心者と前置きするのは騙されても分かりませんと言っているようなもの。
経験を積んだライターなら詳細を見ることすらしないような案件にも、果敢に応募してしまいがちです。
「2000文字150円の記事を月に30本」なんてとんでもない案件に挑み、「できない」「向いていない」「稼げない」といって辞めていきます。
お金も経験も成功体験も残らないので「初心者=稼げない」「初心者に優しくない」になってしまうんです。
稼ぐには学んで続けること
私も稼げているかと言われたら、イエスと胸を張って言えるほどではありません。
でも少なくとも月に数万円の収入を得ることはできています。
月に500円でも5000円でもプラスになれば、それは稼げていると言えるんじゃないでしょうか。
ゼロじゃないんですから。
だから胸を張る額ではないけれど私はクラウドワークスで稼いでいると言います。
とんとん
私が稼げるようになったのは「初心者」という言葉をやめたからじゃないかと思います。
最初の失敗で懲りて「初心者」やめましたってだけなんですけどね。
規約や利用ガイドも改めて読んでクラウドワークスのシステムを理解しました。
分からない言葉はまず自分で調べ、試してみてからクライアントに指示を仰ぎました。
「教えてもらう」のではなく「相談」に切り替えました。
運が良かったのもありますが、自分の身は自分で守り自分で学んで成長していく。
自分を主体に考えていったことが良かったのだと思います。
「初心者」の免罪符を捨てて成長しようと決めたからステップアップできました。
無意識に「初心者」を前置きに使っている人は、まずそれをやめてみると前に進めるかもしれません。
ぜひ試してみてくださいね。