軽い気持ちでやってしまった行動が、実はNGだった?!
初心者でもできる副業としておすすめしているライティング。誰かが教えてくれるものではなく、自分で調べて学んでいかなければなりません。
自己責任の世界、厳しいのです。
安心して稼ぐためにも、絶対やってはいけないことだけは押さえておきたいですね。
- ネット記事のコピペ
- 自分が書いた記事の使いまわし
- 記事に載せる画像の選び方
- 薬機法(医薬品医療機器等法)
初心者だからこそ気を付けてほしい4つのポイントについてまとめました。
コピペは盗作!絶対ダメ
web記事もレポートも読書感想文もコピペが蔓延しているようですが、ライティングのお仕事をするなら絶対にコピペはダメです。
コピペは盗作と同じ。泥棒であり、犯罪ですね。
もう少しクライアント寄りな話をすると、googleはコピペ記事が分かるんです。
クライアントはたくさんの人に見てもらえる記事にお金を払っています。コピペ記事はgoogle検索で上位にきませんし、ペナルティの危険もあります。
クライアントの目的にもそぐわないんですね。
ネットには無料のコピペチェックツールもたくさんあります。クラウドワークスではクライアント用にコピペチェックサービスも公開しています。
大きめのクライアントさんはさらに細かくチェックできる有料のサービスを導入していることもあります。
コピペは簡単に分かってしまい、信用もがた落ちです。リスクしかありません。
使いまわしもコピペと同じ
ライティングのお仕事を続けていると、同じようなキーワードの依頼を受けることもあります。
そんなとき自分の書いた昔の記事を出してみたい、つまり「使いまわし」が頭をよぎるかもしれません。
でも、使いまわしもコピペと同じでだめです。
クラウドワークスの場合、クライアントに提出した記事は自分が書いていても著作権はクライアントにあります。
成果物(納品)の知的財産権/著作権は、クライアントが検収し、メンバーに報酬が確定した段階で、クライアント(発注者)に譲渡されます。
クラウドワークスのよくある質問で「著作権」を調べると、上の回答が出てきます。
私たちワーカーは記事と著作権を売って、お金をもらっているのです。
自分が書いたとしてもクライアントに提出した段階で自分のものではなくなります。自分の作品だとしても盗作となってしまうんです。
ネットの画像はフリーじゃない
記事だけでなく画像にも著作権があります。
記事に画像を挿入すると別途報酬を上乗せしてくれるクライアントさんもいますが、その画像はどこからとってくれば良いのでしょうか。
画像検索して出てきた画像を使いたくなりますが……それはダメです。
誰かが撮った写真や記事に載せている画像など、ネットで見られる画像も基本的には誰かが著作権を持っています。勝手に使うと著作権侵害の恐れがあるので、詳しくないならやめときましょう。
ちなみに私がTwitterでフォローしている方が、noteで身につまされる体験談をつづっています。
他人事じゃないなと思いましたので、ぜひ一度目を通してみてください。
自分で撮るのがベストですが、時間も手間もお金もかかります。
だから、多くのワーカーはフリー画像を使います。フリー画像とは勝手に使える画像のことで、有料のものも無料のものもあります。
ただし、フリー画像の中にもクレジット表記が必要だったり、サイトへの登録が必要だったりすることがあります。サイトの説明をしっかり読んでおきましょう。
記事に画像添付?ライティング初心者にオススメのフリー画像の探し方薬機法にご注意を!専門知識が必要なテーマは避けよう
薬や医療、健康については、薬機法(医薬品医療機器等法・旧薬事法)があるため特に注意が必要です。
たとえば「このドリンクで100%腰痛が治る!」といった断定表現は禁止されています。
効果効能を表現するには確実な根拠が必要です。医学的根拠に欠けていたり、薬機法に抵触したりで大手の健康キュレーションサイトが閉鎖に至ったこともありました。
知らずに適当なことを書くと、大事になる可能性もあります。
そもそも人の命や健康にかかわるセンシティブな内容ですから、安易に素人が書いていいものじゃないですよね。
私はそういうのよく分からないし怖いので、とにかく「薬」「医療」「健康」の記事は避けることにしています。
それから「法律」もですね。嘘や間違いを広めるのはもちろん、それが原因で誰かが困るのも嫌ですし。
できないこと、分からないことには手を出さない。
これって多分、自衛の意味でも大切だと思います。
副業は安心安全を最優先!
著作権などはなかなか難しいので、つい深く考えずに手を出してしまいがちです。
でもグレーな行動でギリギリを狙っても、信用は落ちスキルは上がりません。何も残らないのです。
上の4つのことは、クラウドワークスに限らずライティングの仕事ではすべて共通してNGです。
副業でリスクを負う必要はありません。安心安全で手堅くいきましょう。