コストコデリカ「トリュフアランチーニ&バカリャウクロケット」。
名前が難解でどんな食べ物か分かりにくいのですが、簡単に言えば「トリュフ入りライスコロッケとたら(鱈)のポテトコロッケ」です。
アランチーニは万人受け、クロケットは好みが分かれると思いました。
トリュフアランチーニ&バカリャウクロケットとは
アランチーニとはイタリア語でライスコロッケのことです。
形が似ていることから「アランチーニ(=小さなオレンジ)」と呼ばれているんだとか。
とても詩的でかわいらしい名前だと思いました。
バカリャウクロケットのバカリャウは干し鱈のことで、クロケットは小さくて丸い揚げ物のことです。
クロケットは日本のコロッケの原型になったとも言われており、「バカリャウクロケット=干し鱈のコロッケ」と考えれば良さそうですね。
値段:100g199円はやや高め?
トリュフアランチーニ&バカリャウクロケットは100gあたり199円です。
私が購入したものはアランチーニとクロケットが4個ずつ、計8個入って2139円でした。
ざっくりした計算ですが、1個あたりを計算すると270円くらいになりますね。
ライスコロッケやポテトコロッケが1個300円弱と考えると、安くはないという感じでしょうか。
とはいえアランチーニもクロケットも、1個あたり100gオーバーとボリュームがあります。
トリュフソースや干し鱈が入っていることを考えると、「この量と内容なら安いのでは?」という気もしますね。
加熱はオーブンで
トリュフアランチーニ&バカリャウクロケットの加熱方法はオーブンです。
おそらく電子レンジとオーブントースターでもできると思うのですが、衣の食感を残しながらの加熱となるとオーブンですよね。
「ふたをとってアルミトレーのまま180℃のオーブンで30分ほど加熱」と書いてありますが、コストコ容器は大きすぎて我が家オーブンに収まりません。
食べる分だけ耐熱容器に入れ、気持ち短めの時間で加熱しました。
ちなみに4個だと20分ほどですね。
味は好みが分かれそう
夕食のメインとしては、アランチーニとクロケットに別のそこそこボリュームのおかずをつけるとちょうどいい感じでした。
でも正直ライスコロッケってあまりなじみがないので、ごはんやパンと一緒に食べるのもアリだと思いました。
食べてみた感想ですが、アランチーニはみんなが好きな味で、クロケットはかなり好みが分かれそうですね。
トリュフアランチーニ
まんまるの方がアランチーニです。
お米とチーズが入っていて、食感はもちもちしています。
お米はアルデンテっていうんのでしょうか、芯が分かって粒感が残っています。
トリュフはそこまで主張しませんが、風味がしっかり感じられて上品な味です。
塩気もちゃんとあるため、そのままおいしく食べられます。
オーブンで加熱したこともあり、衣の食感も良かったです。
サクサク、パリパリという感じで、小学生の娘も気に入っていました。
バカリャウクロケット
たわら型の方がクロケットです。
一口食べて、たらの味を強く感じました。
魚っぽいというのでしょうか、見た目はポテトなのですが、たらの味がしっかりありますね。
この魚っぽさは好みが分かれそうです。
実際に小学生の娘は「あんまり好きじゃない」と言っていましたし……。
私や夫は可もなく不可もなくという感想です。
素材の味を味わうタイプのようで、やや薄味に感じました。
ポテトに干したらが練り込まれているのだとは思いますが、舌触りはなめらかです。
衣のサクサク感も良く、食感はとても良かったですよ。
我が家のアレンジを紹介
そのまま食べておいしいデリカですが、せっかくなので少しアレンジを。
アランチーニはくずしてチーズをかけて焼きました。
食べなくても分かると思います、おいしいです。
一点気になるのはアランチーニ自体にしっかりと塩気があるところですね。
乗せるチーズは塩気の強くないモッツァレラなどのほうが合います。
クロケットはポテトと白身魚なので、ホワイトソースをかけました。
魚っぽさを薄めるためにレモン汁を入れたらビシャビシャになってしまったのですが、おいしかったです。
酸味が合いますね。
タルタルソースも良さそうです。
外国の味はおもしろい
アランチーニは万人受け、クロケットは人を選ぶという感じですが、私はおいしく楽しくいただきました。
干したらの入ったコロッケなんてなかなか食べる機会ないですからね。
個人的にコストコのデリカは、いつもと違う味を試させてくれるところも好きなので!
白身魚の入ったコロッケをイメージして、食べてみたいと思えるなら〝買い〟ですよ!