クリスマススイーツといえばブッシュドノエルですが、最近では「シュトーレン」もよく見るようになってきました。
コストコでも11月頃からシュトーレンの試食と販売が始まり、クリスマス気分も盛り上がります。
シュトーレンなんてもともと買う気がないどころか存在すら知らなかったのですが、試食でハマりました。
私、レーズンは苦手なんですけどね。
いい香りだしクリスマスっぽいしと思って食べてみたらおいしくて。
家族では私しか食べなかったのですが、2週間で完食のお気に入り商品です!
シュトーレンとは
コストコでは「バターシュトーレン」という名前で売っています。
メーカーはオーベル(OEBEL)で、正確な商品名は「マジパンシュトーレン」ですね。
シュトーレンはドイツの菓子パンのひとつで、ドイツ読みだとシュトレンのほうが近いようです。
クリスマスに食べられる伝統菓子で、ドライフルーツやナッツがたっぷり練りこまれています。
クリスマスまでのアドベントの約4週間、シュトーレンを少しずつ食べてクリスマスを待つ。
その間にシュトーレン自体も熟成し味の変化も楽しめるということですね。
なんだかワクワクします。
クリスマスを待つ12月をもっと楽しくするアイテムです。
値段:1㎏で1098円は激安
コストコのシュトーレンは1㎏で1098円。
1000円を超えるスイーツ(菓子パン)はちょっと高いなという印象ですが、実はかなり安いんですよね。
とあるチェーンのパン屋さんでは手のひらサイズ(300~500ggくらい?)のシュトーレンが1500円近くしていて、そっと手を引っ込めました。
ネットで見てみてもコストコと同じくらいのサイズで倍の値段というのが多かったですね。
季節もので数量限定や包装にこだわりがあるなど理由はあるとは思いますが、コストコのは安いと思ってOKです。
切り方と保存のポイント
シュトーレンは大きいので、1㎝ほどにスライスして食べます。
パン切り包丁のほうが良いですね。私は普通の包丁で切ったのですがイマイチでした。
食べるのに支障がない程度には切れますがフチの辺りが難しく、すぐにパン切り包丁を購入しました……。
私は何も考えずに端から切ってしまったのですが、実は良い切り方があるようです。
それは真ん中をズバッと切ってそこからスライスし、断面をくっつけて保存するというもの。
断面が空気に触れづらくなって乾燥が防げるという仕組みですね。
乾燥対策にはラップも効果的です。
ラップでぴったり包んだあとは、アルミで包んだりタッパーに入れたりといろんな保存法がありますね。
私はビニール袋に入れて保存しています。
高さも幅もあって我が家のタッパーはどれも入りませんでした。
ちなみに保存は常温です。
賞味期限は長め
パンではありますが、クリスマスまで少しづつ食べていくものです。
賞味期限は長めですね。
私が11月末に購入したシュトーレンの賞味期限は1月末だったので、賞味期限は約2ヶ月です。
クリスマス後も1ヶ月は食べられるので、1人でも持て余すことはなさそうです。
香り良し!レーズン嫌いも虜に
断面を見ると分かるように、これでもかというくらいレーズンが入っています。
原材料にはオレンジピールやレモンピール、アーモンド、ヘーゼルナッツなども書かれていますが、中は9割レーズンですね。
レーズン無双なので、レーズン嫌いには厳しいはずなのですが……そうでもありませんでした。
とんとん
レーズンが小さく、ねっとりした果肉の感じが少ないからかもしれません。
私が苦手とするレーズン感より、洋酒に漬け込んだドライフルーツの芳醇な香りやほどよい甘さが口に広がっておいしく感じました。
逆にレーズン好きには物足りないかも?
ほかのシュトーレンと食べ比べてはいないので何とも言えないのですが、しっとりしきれていないという印象はあります。
ほかの方の感想を見てもややパサついているというものがちらほら。
「こういうもんだ」と思って食べるとおいしいですが、ほかと比べると気になる人もいるのかもしれませんね。
2本目いきたいお気に入り
1日に何切れも食べたいのを我慢しているのですがそれでもクリスマスまでは持ちません。
我が家は私しか食べないのにコレですから、家族みんな食べるという家では2本目が必要になるんじゃないでしょうか。
当日だけでなく12月の初めからクリスマス感を楽しみたいという人には特におすすめですよ。