クラウドソーシングでプロジェクト中心にライター業をしていると依頼を断る場面も増えてきます。
プロジェクトには継続依頼も多くありますが、辞め時が分からないというデメリットもありますよね。
毎月コンスタントに依頼があるのは嬉しいけど同じ条件で書き続けるのは知識やテーマも枯渇してしんどい…。
気づいたら作業量が増えている…。
そういえば単価アップって話はどこ行った?!
同じプロジェクトを長く続けると気になる部分が出てくるものの、なかなかクライアントに言い出すのは難しいですよね。
たとえ継続依頼は断りたいと思っても、クライアントは継続前提で話してくるから断りづらい。
ということで、今回はビビりでチキンでクライアントにNOと言えない私が継続案件を断ったときの話をします。
継続依頼を断りたいと思っているなら、ぜひ私の文言をそのまま使ってみてください!
単価とテーマは重要
私が継続依頼を断ったのは半年以上のお付き合いがあったクライアント。
0.5円と単価も低く、テーマも好きになれないものでした。
手数料を引くと私の手元に残るのは文字単価0.4円ほど。
1000文字500円、手数料を引いて400円。
リサーチも必要なのに、さすがに低すぎるよなぁと思っていました。
まずは単価アップの交渉をしましたが直接依頼の打診になってしまいました。
手数料をそのまま報酬に上乗せするというヤツです。
一見合理的な提案にも思えますが、私がもらう額が変わるだけでクライアント側が払う額は据え置き。
やめてほしくはないけど単価を上げる気はないというのが分かりました。
継続をやめたほうがいいかもしれないなと思ったのはこのときです。
【体験談アリ】手数料の節約?リスク?クラウドワークスで直接契約を打診されたらとはいえクライアントがフレンドリーで書きやすかったこともあって、そこから3ヶ月ほど辞め方を悩みました。
「継続してほしい」というオーラも強かったですしね。
とんとん
波風立てない私の断り方
断り方に悩んだ結果、私が使ったのは「書くジャンルを絞りたいので継続をお断りしたい」という言葉でした。
お世話になっております。〇〇の記事を納品いたします。
ところでひとつご相談があります。実は少しずつ書くジャンルを絞りたいと思っております。
突然のお話で申し訳ありませんが、今いただいている記事の提出が完了したタイミングで継続終了とさせていただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
単価の問題ではなかったので、案件から離れるための言葉を何とかひねり出しました。
できるだけ引き留められたくなかったですしメッセージのやり取りが増えるのも嫌でした。
コミュニケーションがとりやすいクライアントだったということもあり、自分のためにという前向きで意識の高いイメージを醸し出すことにしました。
ちなみにこのメッセージを送ったのは納品と同じタイミング。
継続のお話が来てからでは言い出しづらいですしね。
この程度のメッセージでも、どんな返事が来るのかとかなりビクビクしてました。
結果「残念ですが~」「いつでも戻ってきて~」といった長文メッセージが送られてきましたが、「頑張ってください!」というような前向きな結びで、円満に継続を終了することができました。
モヤモヤしてた案件を終わらせることができ、そのまま飲みに行きたくなるほどスッキリ晴れやかな気分。
「継続」を断る難しさ
私のようなチキンは案件を取るより断る方が大変なので、納得できた案件のみ応募しているつもりです。
でも、案件を続けてくるとクライアントも私も変わっていきます。
どちらも同じではいられません。
クライアントは多くの作業を求め、私は作業量に見合う単価を求めます。
バランスに納得がいかなくなった場合は「継続を断る」という選択肢も必要になってきます。
とんとん
いろいろな断り方があるでしょうし、スパッと「その条件じゃ無理」と言える人も多いのだろうと思います。
でも私みたいになかなか断れない人は、ぜひ私が使った言葉をそっくりそのままコピペしちゃってください。
足かせになる案件はちゃちゃっと終わらせて、納得できるお仕事に時間を使いましょうよ。
新しい世界へ飛び立つチキン仲間が増えたら嬉しいです。