プロジェクトの案件に応募したのに返事が来ない。いつまで待てば良いんだろう。
次へ行こうにも後から採用の連絡が来たら困るし、かといっていつまでも待つわけにもいかないし。
ダメならダメで連絡してほしいところですが、残念なことに不採用の連絡をしてくれるクライアントは多くありません。
私の場合、半分ほどのクライアントから返信がないままになっています。
アルバイトの面接でも直接不採用とは言わなくとも、〇日までに連絡なければ不採用としてくれますよね。返事がないのは困ります。
この記事では、応募したのに返事が来ないときの対処法をご紹介します。
返信がない理由
なぜクライアントは返信をしてくれないのか。理由は大きく3つに分けられます。
応募者が多い
単純に考えて、クライアント1人に対して応募者は多数になります。
人気のある案件の場合、数十人の応募があることも。
全員に返信すると時間も手間もかかりますし、不採用の返事をすることで理由を求められたり交渉をされたりすることも考えられます。
そういった理由から、採用もしくは話を聞きたいワーカーにのみ返信をするというクライアントもいるようです。
他サイトでも募集している
クラウドワークスで募集しているクライアントの中には、 ランサーズ など他のサイトでも募集をかけている場合があります。
たとえばランサーズで複数人の応募があればクラウドワークス側の応募を見る必要はなくなります。
人数さえそろえばその他の人は不要なわけですし、不採用の連絡なんて気まずいだけですしね。
たった1人を厳選する、という場合でもなければ全員とじっくり話す必要もありません。
必要な人が見つかればそれで終了にするのが効率的ではあります。
そう考えると返信がないのも仕方がないことかもしれません。ワーカー的にはモヤモヤも残りますが。
対人意識・仕事意識がない
一番厄介なのがコレ。悲しいことに、応募してくるワーカーをビジネス相手だと認識できないクライアントも珍しくないんですよね。
交渉時に「〇〇はできますか?w」なんて送られたこともあります。雑草生えてますよ。
この人にとっては、ビジネスじゃなくて遊びなんだろうなと思ってしまいますよね。
応募してきたのは「匿名の誰か」でしかありません。返信しなきゃいけないなんて規約もないですしね。
募集すれば応募はある、都合のいい人数を確保できたらあとはほったらかしです。
ワーカーは使い捨てってことなのかなと。
なんだか悲しい方向に話が進んでしまいましたが、こういうクライアントもいるということです。
特に初心者ワーカーの中には、「クライアント様」と卑屈に考えすぎている方も見受けられます。
こんなところで傷ついて辞めてしまうのはもったいないので、ぜひ「クライアントや案件は見極めが必要」という意識を持ってください。
返事はどのくらい待てばいい?
返事をするつもりのないクライアントは多いです。でも、全員が返事をしないわけではありません。
結局問題なのは、いつまで待てばいいのかですよね。
私は「3営業日」をリミットにしています。
クライアントによって土日にメッセージを確認できるかが変わるので、土日祝日は入れません。
金曜日に応募したら、火曜日まで待つということですね。
私の経験上、ちゃんとしたクライアントは翌日には返事をくれます。それに予備を加えての3営業日です。
リミットを超えたら、不採用と考えて次へ進みます。
一度だけ「予想以上の応募で返信が追い付かないためもう少しお待ちください」というメッセージが、応募から10日後に来たことがありますが、レアケースだと思います。
どうしても引き受けたい案件なら、やんわりと催促のメッセージを送るというのもひとつの手です。
可能性は低いと思いますけどね。メッセージに気づかなかったということも考えられなくはないので、期待しないで送りましょう。
応募の目安は限度量ギリギリ
律儀に「3営業日」を待っているだけでは、なかなか仕事に取り掛かることができません。
魅力のある案件が複数あれば、すべて応募したくもなります。
私の場合、「自分のキャパシティぴったりMAX」まで応募をするようにしています。
すべて採用でもなんとか対応できる限度量まで応募するということですね。
実際にはすべて通ることはあまりないため、余裕を持って取り組むことができます。
さらに、たとえ不採用となっても心が傷つかないという隠れたメリットもあります。
全部採用だとキャパMAX。忙しすぎてツラいですからね。
応募から音沙汰なく2週間経ったものについては、なかったことにします。
もし遅れて返信が来たとしても、お断りします。「2週間ご連絡をいただけなかったため」と言うこともできるので、断るのが苦手な私でも強気に行けます。
返信がないことも多いので、「返信をくれるクライアントとのお付き合いを大切にする」ぐらいの心構えでいましょう。
多くのプロジェクト初心者さんが、安心してお仕事を始められることを祈ってます。