とんとん
なんだか魔法のような名前の新商品「ショーソン・オ・ポム」。
思い切って購入してみたら思いのほかおいしくて食べやすかったです。
アップルパイとの違いは?
そもそもショーソン・オ・ポムって何? と思いますよね。
私は「はじめまして」のフレーズでした。
コストコのメルマガでは以下のような説明が。
リンゴの産地で有名なフランス ブルターニュ地方のリンゴを使用したコンポートをバターの香り漂う生地で包み、店内で焼き上げました。
リンゴのコンポートにバターの生地……アップルパイじゃないですか!
商品ラベルを見ても、「小麦粉、りんご煮、バター、卵」などアップルパイと変わらない材料が並んでいます。
アップルパイでいいじゃん、と思いますよね。
ですが……ショーソン・オ・ポム!
調べてみたところアップルパイと違うポイントは「形」のようでした。
どうやら「ショーソン=スリッパ」で、スリッパにかたちが似ているところから名づけられたそうです。
私の知っているスリッパとはちょっと違うのですが、フランスの菓子パンですからね。
イメージするものが違うということなのかもしれません。
値段:安い!1個60円
ショーソン・オ・ポムは15個入りで899円なので、1個当たり60円です。
激安とは言えないまでも安いとは言って良さそうです。
4歳の娘が持つとこんな感じ。
大人だと片手で持てるサイズですが厚みがあります。
パイなのでずっしりしていますし60円はお買い得ですね。
中のフィリングは甘さ控えめ
切ってみると中身は想像とはちょっと違っていました。
小さくスライスされたリンゴが入っているかと思ったのですがかなり細かいです。
歯ごたえはとくになく、硬めのジュレといった感じ。
もうひとつおどろいたのはあまり甘くないということ。
コストコってお菓子やパンのクリームが激甘なこともあるんですよね。
買うときは慎重になってしまいます。
ショーソン・オ・ポムはかなり甘さ控えめで、アップルパイというスイーツではなく「りんごパン」という感じです。
バターも香るので、ちゃんと食事にもなる気がします。
そのままもトースターも◎
「そのまま」食べるか「トースター」で軽く温めるか。
そのまま食べるとしっとりしていて、ナイフで切るのが大変なくらい。
トースターで温めると外がサクッとパリッとします。
そのまま食べてももちろんおいしいのですが、私も娘もどちらかというとトースター派です。
バターの香りとパイ生地の香ばしさがさらに食欲をそそります。
見た目もいわゆる「きつね色」でおいしそうに感じますね。
冷凍したらおいしいデザートに
15個入りですが消費期限は2日。
ちょっと食べきれるか自信なかったので、冷凍保存を試してみました。
冷凍方法はディナーロールなど他のパンと同じで1食分をラップに包んで冷凍庫へ入れます。
パイなのでガチガチに凍ることはありません。
が、そのままトースターだと表面が焦げて終わりそうなので、自然解凍からトースターという解凍方法を試しました。
20分ほど冷凍庫から出して解凍し、そのあとトースターの「中」で数分。
表面に軽く焦げ目がつく程度まで温めました。
これは焦げすぎですが。
食べてみてビックリ。
パイ生地はサクサクでしたが中のりんごはひんやり冷たかったんです。
とんとん
ホットとアイスのコラボというんでしょうか。アツアツの生地に冷たいりんごが合うんですよねぇ。
かなりデザート寄りの味です。
まぁ解凍は失敗ということになるかもしれませんが、これはこれでおいしいので私は成功だと思っていますし、あえて冷凍する価値があるとすら思います。
中が冷たかったのは「解凍不足」が原因です。
もう少し長い時間、一晩とか半日ぐらい時間をかけて解凍すれば冷凍前の状態に近づけそうです。
食べやすくてリピ希望
試しに冷凍してみたものの、3人家族で食べきってしまいました。
当たり商品です。
幼稚園から帰った娘はペロリと3つもたいらげてしまいました。
バターの香りはするけど油っぽくなく食感も軽いのでどんどん食べちゃうんですよね。
朝食にもティータイムにも小腹がすく仕事の合間にもオススメな新商品です。
定番にはならず期間限定商品だと思うので、試してみたい人はお早めに。