クラウドワークスでプロジェクトの契約をしたら「チャットワークで納品してほしい」と言われてしまった。
別のサイトを使うのは不安だけど、せっかくの良い案件だし逃したくない……
クラウドワークス上でやり取りしてくれればいいのに、チャットワークを指定するクライアントは多いですよね。
お仕事を逃さず、報酬もきちんともらえるのが一番です。
できる限り角をたてずルールも守り、記事の持ち逃げを回避したい。
おすすめは「クラウドワークスとチャットワークのW納品」です。
※この記事で言及しているChatwork(チャットワーク)は以下のツールです。
このクライアントは悪質なの?
まず知ってほしいのは、「チャットワーク納品=悪質」とは言えないということです。
チャットワークという言葉を出すだけで「悪質なクライアントだ!」と言う人もいますが、そんなことはありません。
実際に私もチャットワークで連絡や納品をした経験は多数ありますし、メールを使ったこともあります。
確かに悪質なクライアントもチャットワークを使います。
そのほうが記事の持ち逃げもしやすいですから。
でも、きちんとしたクライアントもチャットワークを使います。
チャットワークは便利なツールだから良い人も悪い人も使うということなのです。
LINEやFacebookと同じで、要は使い方次第ということです。
チャットワークのメリット
クラウドワークスのメッセージではなくチャットワークを使う最大の理由は「ワーカーの管理がしやすいから」です。
クライアントの中には多くのワーカーと契約している人もいます。
ワーカー全員がクラウドワークスを使っているとは限りません。
ランサーズなどのクラウドソーシングのほか、直接契約をしている場合もあります。
様々なワーカーとやり取りするならチャットワークで一括管理できたほうが便利です。
複数人でワーカーとやり取りする場合
クライアントは1人とは限りません。
サイトの規模が大きい場合は会社として運営していることがあります。
ワーカーへの指示や記事の確認も、複数の管理者や編集者で行うならチャットワークのほうが便利です。
仮払いとW納品で解決!
安心してチャットワークで納品するには次の2つのポイントを押さえましょう。
- 仮払いをしてもらう
- 納品履歴を残す
仮払いをしてクラウドワークス上に納品履歴を残せば、トラブルがあったときクラウドワークスに協力してもらえます。
まずは仮払いを確実に
チャットワークで納品する前に必ずクラウドワークス上で仮払いをしてもらいましょう。
支払いはクラウドワークスを通してもらうのです。
チャットワーク納品で嫌な思いをする人の中には、なんとなくチャットワークでやり取りしていて支払いについてハッキリ確認していなかったという人も多くいます。
たとえチャットワークで納品するとしても、クラウドワークスでの仮払いは忘れずに。
仮払いでクライアントはクラウドワークスに入金をするので記事の持ち逃げを防げます。
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W納品で履歴を残す
仮払いさえしてあれば報酬を逃すことはまずないのですが、納品後に音信不通になられては困りますよね。
そんなときはクラウドワークスになんとかしてもらいたいところですが、チャットワークでのやり取りはクラウドワークスには分かりません。
本当に納品したのか分からなければ、クラウドワークスも動けません。
だからチャットワークで納品したものと同じものをクラウドワークスでも納品します。
2ヶ所で同じものを納品するという「W納品」です。
クラウドワークスのメッセージで納品すれば納品の記録が残ります。
記録を残すためなので、クライアントには「クラウドワークスの納品には返信不要」と伝えておきましょう。
こうすれば何かあったときも「仮払い」「納品」の証拠がそろい、クラウドワークスにも助けてもらえるようになります。
チャットワークをうまく使おう
使い方さえ間違えなければチャットワークは便利なツールです。
私たちワーカーからしても、いろいろなクライアントとまとめてやり取りできて便利ですしね。
クラウドワークスやランサーズなど多チャンネルで活動しているワーカーには必須ツールと言えるかもしれません。
「仮払い」と「W納品」だけおさえておけばチャットワークで納品しても問題ありません。
良い案件も報酬も、まとめてゲットしてくださいね。