我が家の幼稚園児はもうすぐ年長。最近は漢字に興味を持ち始め、「おべんきょうしたーい」と言うようになりました。
習い事を始めると送迎も大変だし、何より月5000円くらいの出費です。結構イタいですよね……。
それなら通信教材で出費は抑えつつ、家でゆっくり子供との時間を作った方がwin-winかも。
ということで、無料サンプル(お試し教材)のある4つをピックアップして片っ端から申し込み!
娘に試させて徹底比較してみました。
無料サンプル(お試し教材)の注意点
今回サンプルを申し込んだのは以下の4つです。
どこも大手ですよね。ドラゼミ以外は私が子どものころからあったような。
ほかにもいくつか通信教材はあったのですが、サンプルがなかったり自分で印刷するタイプだったりで今回は比較対象外としました。
サンプルはどこもだいたい4日~1週間分のボリュームです。
ワクワクが止まらない娘は1,2日で終わらせてしまいましたが、ワークブックに使うシールやちょっとした紙製のおもちゃも入っていてなかなか良いサンプル。
とんとん
ワークブックのほかに、入会申込ハガキや親向けの資料も入っていました。
この資料が分厚く、我が家には不要な内容も多かったです。
我が家は幼稚園(年中)の娘用なのですが、年少・年長の教材説明、なかには小学校以降の紹介もありました。
届くまで1週間以上
申し込んでから、娘は毎日ポストを見ていました。
が、思ったより時間がかかりました。
サンプル申し込みから到着までもっとも早かったのはドラゼミで8日後でした。
それからポピーが10日後、ちゃれんじはその翌日。
Z会は11月に頼んだため、来年度の教材も入れるとのことで1ヶ月近くかかりました。
サンプルが来るまで1週間はかかるので、早めの申し込みが良さそうですね。
電話がくることも
サンプル申し込みで注意したいのは、Z会以外電話が来たということです。
ちゃれんじとドラゼミは「申込ありがとうございました。届きましたか? どうでしたか?」という内容で、まぁ軽い勧誘ですよね。
ポピーは配達の人から「いつお届けしましょうか」という電話でした。
対面で説明されるのは面倒なので、「適当にポストに放り込んでください」と言っておきました……。
4社そろったところでいよいよ中身の比較です。
【豪華】こどもちゃれんじ
しまじろうで有名なこどもちゃれんじ。我が家にはよく無料体験キットのようなものが届いていました。
請求したサンプルもポストに勝手に入れられる体験キットとほぼ同じです。
サンプルを試す前、娘は「あかちゃんみたいであまり好きじゃない」と言っていました。
しまじろうってオムツにも使われているキャラクターだし。赤ちゃんのキャラクターっていうイメージがあったみたいです。
年中の女の子は背伸びしたい時期だし、しまじろうのとらえ方も変わってくるんですね。
ちゃれんじは付属のおもちゃ(教材)がすごいですよね。一番の魅力だと思います。
その分、片付けが面倒そう……というイメージもありました。
サンプルの感想
ほかと比べて一回り豪華なサンプルでした。
ワークのほかに、実際に届く教材の模型(紙製のお試し版)も入っていました。
DVDも入っていて、これは子どもが欲しがるだろうなぁと感心しましたね。
ムスメ
11月にサンプルを申し込んだのですが、ちょうど「今ならクリスマス特別号」という時期でした。
だから余計にサンプルも可愛くて、ええ、もう娘は大喜びでした。
ちゃれんじは子どもの「好き」を分かってます。
全体的に原色でカラフル、テレビでも見るキャラクターがいっぱいですからね。
やっぱ最大手は違うな、と思いました。
【かわいい】ぷちドラゼミ
ぷちドラゼミはドラゼミの幼稚園コース。ドラえもんがいっぱいで、ドラミちゃんやちっさいドラえもんもいます。
小学館なので、こちらも大手ですね。
【まなびwithの場合】
月額受講費:2369円(12ヶ月前払い)
特徴:小学生からもまなびwithがある
サンプルの感想
ドラえもんやドラミちゃんは出てきますが、のび太くんやしずかちゃんはいません。
ドラえもんのアニメではなく、キャラクターとして登場してるだけなんですね。
全体的にパステルカラーでほんわかした雰囲気です。
ムスメ
入会時に「ごほうびスタンプ」がもらえるのが、私の中では魅力的でした。スタンプっていいですよね。
全体的にちゃれんじと近い感じ。値段帯も同じだし、付録が豪華ってとこも。
キャラクターの好みで決めると良いのかも。
ひとつ気になったのはワークブックの字体。
丸みがあって優しい字体のちゃれんじと違って、ぷちドラゼミは教科書体(明朝体?)でちょっと違和感があります。
書き方も、ちゃれんじは「書こう」ドラゼミは「書きましょう」と違います。
ドラゼミはちゃれんじより勉強感が強めなのかも。
【親子で一緒に】Z会
大学受験までお任せのZ会。幼児用もあるんですよね。
キャラクターつきではないため、ちょっと硬いイメージもありましたが、かわいいイラストもたくさんありました。
サンプルの感想
ちゃれんじやドラゼミとは毛色が少し違って、文字や数字以外の勉強内容が多かったです。
付録ではなく、「家にあるものを使って試してみよう」という感じ。タオルとかの日用品なので、ギリギリ我が家でも用意できました。
「親子で一緒にやってみよう」というのが狙いなんだと思います。ワークブックの名前も「ぺあぜっと」だし。
親子の時間をじっくりとるのが難しい家庭には大変かもしれませんね。
ワークブックの内容も、親子でやることが前提になっているように思いました。
ムスメ
逆に親子でじっくり時間をとれる家庭には向いています。娘もキャーキャー言って楽しんでました。
家にあるものを使う実験には、「これ使えるかなー」といろんなものをひっぱり出してました。
実験よりも準備のほうが楽しんでたかも。体験型コンテンツがとても良かったです。
【シンプル】ポピー
娘の通う幼稚園から何度かサンプルをもらったこともあり、はじめは「ポピーやりたい!」と言ってました。
正式には幼児用を「ポピっこ」、小学生用を「ポピー」中学生用を「POPY」と言うみたいです。
サンプルの感想
全体的に可愛いイラストと、シンプルな内容でした。娘も気に入っていました。
ムスメ
「年中コース」ではなく「あかどり」というネーミングになっているところも好きみたいで、「きいどりは年少さん?年中さんはあおどりできないの?」とこだわっていました。
ママ的には980円っていう値段がうれしいですよね。Z会と比べると3倍近くの差。
ひとつ気になるのは、配達員さんが直接渡しに来るということ。
サンプル申し込み後に配達の人から電話がきて、「ご説明もしたいので、在宅の時間を教えてください」と言われました。
今回は「ポストに放り込んでください」といったのですが、もし入会したら毎月配達に来るのかと思うとちょっと面倒だなと思ってしまいました。
我が家のランキング
ランキングを作って娘と見せ合いっこして決めることにしました。
親は「ポピー」優勢
サンプルを比べてみて、私(親)の中では以下の順位になりました。
- ポピー
- ドラゼミ
- ちゃれんじ
- Z会
値段とシンプルな内容が決め手です。ドラゼミのスタンプやデスクも魅力でしたけどね。
付録が多いと片付けが面倒そうなので、ワークブックのみのほうが良いかなと思いました。
子供は「こどもちゃれんじ」
実際にやるのは娘です。なので、決定権も娘にあります。
「どれにしてもいいよ」と言って、気に入った順に並べてもらいました。
ムスメ
- ちゃれんじ
- Z会
- ポピー
- ドラゼミ
ママとはだいぶ違うランキングになりました。
やっぱり付録教材の豪華さが決め手だったように思います。「Z会も楽しい」とのことで、接戦でした。
ドラゼミが最下位だった理由の一つは、「うちでドラえもんを見ないから」かもしれません。
しまじろうはしばらく毎週見ていましたし。キャラ愛って大事ですよね。
ちゃれんじ受講に決定!
繰り返しになりますが、本人が納得しているものが一番。
私はポピーが……と思いましたが、ちゃれんじの申し込みに決定です。
ムスメ
ちゃれんじは紹介制度があります。お友達を紹介すると、両者がプレゼントをもらえるというやつですね。
幼稚園や保育園に通っていたら周りに一人くらい受講者がいると思うので、受講を考えたときは周りに聞いてみるのも良いかもしれません。
4社分のサンプルを試してみましたが、それだけでも十分満足できる内容でした。
子どもが勉強に興味を持ったら、とりあえず試してみるのをオススメします!