子供もできるアトピーケア!保冷剤のメリットと使い方をまとめました

アトピーに保冷剤

私の娘はアトピー持ちです。厚生労働省の「皮膚症状の評価」で見るなら中等症ってところでしょうか。

軽 症:面積に関わらず、軽度の皮疹のみみられる。
中等症:強い炎症を伴う皮疹が体表面積の10%未満にみられる。
重 症:強い炎症を伴う皮疹が体表面積の10%以上、30%未満にみられる。
最重症:強い炎症を伴う皮疹が体表面積の30%以上にみられる。
引用 http://www.mhlw.go.jp(厚生労働省)

さらに身内に社会生活に支障をきたすレベルの重度アトピー持ちがいます。彼女と比べれば娘の症状は軽いほう。とはいえひどい時期は泣いて叫ぶこともありツラそうです。

苦しい思いをしているのは本人。娘のツラさを少しでも和らげるため、日々試行錯誤しています。

その中で最も大きな成果を上げているのが保冷剤です。素人でも子供でも簡単にかゆみを軽減できます。病院の先生からも良い方法と言ってもらえています。

かゆいところを冷やす。ただそれだけのことですが、我が家では欠かせないアトピー対策アイテムになっています。

薬を使わないので肌に優しい

薬に頼らない

普段は小児科で保湿剤やステロイドをもらっています。ステロイドといってもアボコートやベクトラミンと保湿剤を混ぜたクリームで、顔用と体用は別。ひどいとき用に別のチューブももらいました。ほかに頭用の薬もあります。

ステロイドは1日2回までと言われています。かゆくても追加で薬を塗ることはできません。扱いが難しい薬ですしね。

保冷剤なら薬ではないので、何度でも使えます。ガーゼでくるんでいるし肌への負担もそこまでないんじゃないかと思います。

しかも繰り返し使えます。薬はなくなったらまた病院へ行かないといけません。幼稚園もあるとなかなか行く時間も取りづらいんですよね。

しかも子どもは医療費が無料ですが無駄遣いはできません。無料取り消しなんてことになったら大変だし。使わないで済むならそれに越したことはないと思います。

目や局部にも使える

娘にとって、とくにかゆみがツラいのが「首・ひざ裏・目・局部」の4カ所です。首やひざ裏はアトピーだけでなく、あせもでもかゆくなりますよね。こちらは薬を塗っています。

目と局部は薬が塗れないので、保冷剤が役に立っています。

衛生的にもあまり掻かせたくないですからね。すぐに冷やして落ち着かせるようにしています。

ムスメ

花粉の時期にも便利だよ!

対処してあげると本人も安心

「かゆーい!」とブランケットで顔をゴシゴシする娘。何かしてあげたい。

とんとん

できるなら替わってあげたい! 

見ているしかできないのもツラいんですよね。

ここで薬を塗ってあげると落ち着くんですが、そう何度も塗れるものではない。しばらく保湿剤を「おくすりだよー」と言って塗ってあげていたんですけど、かゆいところに水分も良くなさそうですよね。

とんとん

ここで保冷剤です

娘からしたらかゆがっている自分のために何かしてくれたってだけで、精神的に安定するみたいなんですよ。プラシーボ効果ってやつですね。

プラシーボ効果

もっぱら思い込みの力によって実際上の効果・影響が表れること。
(weblio辞書より)

保冷剤の冷たさで、かゆみが一瞬吹っ飛びます。治すのではなくごまかす感じ。搔いて熱を持った肌が落ち着くと、精神的にも落ち着くみたい。確かに、蚊に刺されてかゆいときも冷やすと楽になりますもん。

この、「何かしてもらった感」ってすごく大事です。

自分でケアできればママも楽

なによりのメリットがコレ。薬と違って量を気にする必要もないので、子どもが自分でケアできるわけです。

かゆみって、時と場所を選ばないんですよね。急にかゆみのピークがきて、わーっと搔きこわしちゃう。

一番キツかったのが夜中。娘自身もツラいと思うんですけど、私も夜中突然「かゆいー!」って叩き起こされるのはなかなか……。

寝ているときは別としても、かゆいときに毎回ケアしてあげるのは意外と大変。子どもだって、「ちょっと待って」とか言われたくないですしね。

保冷剤なら子供も自分で使えます。うちの娘の場合、2歳くらいから教え込みました。冷凍庫が子どもからしたら高いので、そこだけは大変ですが、取れさえすればかゆいところにピタッとするだけ。

「ママー!」と呼ばれることが減るだけで、こちらも楽です。

ツラいのは子どもなのに……とも思うのですが、私がイライラしても良くないですし。

もっと言うと、アトピーとの付き合いは長いですから。本人が対処する術を身につけないと、ママやパパがいないときに困っちゃいます。幼稚園や友達の家へ行く時間もあります。24時間一緒にいられるわけでもありませんしね。

注意!必ずガーゼやタオルで包んで使おう

保冷剤は安心安全ですが、1つ気を付けなければいけないことがあります。

それは「直接肌につけてはいけない」ということ。

しもやけ、凍傷の危険性があるんです。冷却美容や夏場の体温調節に、そのまま肌に当ててトラブルが起こったことも少なくないみたい。

まぁ直接当てるとものすごく冷たいので、そんなに長い時間当て続けるのは難しいと思うんですけど。子どもだと意外と気にならなかったり、気づいたら寝ちゃってそのままになっていたりする可能性もあります。

怖いので、必ずガーゼやタオルで包んで使いましょう。

我が家では赤ちゃんの頃にまとめ買いしたガーゼを使っています。娘もそのガーゼに慣れているので、保冷剤を置いてくるくる巻いて、かゆいところに当てています。

オススメの保冷剤は「やわらかタイプ」

ケーキ屋さんでもらうような保冷剤でもいいんですけど、あれ、かたくないですか?

保冷剤がかたいと、かゆいところに当てるのがなかなか難しいんですよね。逆にイライラしちゃいます。変な形で凍らせると、尖った角ができて痛いことも。

我が家で使ってよかったのは「やわらかタイプ」の保冷剤。冷凍庫に入れてもかたまらず、ジェル状のやわらかいままです。ぐにぐにしたくなりますね。

ムスメ

やわらかいほうが、目やひざ裏にも使いやすいよ

私はベビーカー用の保冷シートから抜き取った保冷剤使っています。ベビーカーはあまり使わなかったんですけど、保冷剤だけはずーっと使っています。

夏の暑さ対策グッズに入っている保冷剤も、ジェルでやわらかくて使いやすいものが多いです。首に巻くのとかもありますよね。

子どもが使えるようになると、使ってそのまま置きっぱなしということがほとんど。複数持っておくと安心です。

アトピーとうまく付き合おう

嬉しい女の子

私は、アトピーは今のところ完治するものではないと思っています。私の持論で、科学的な証明があるわけではありません。

でも完治の方法が確立していない現状では、かゆみを緩和して付き合う方が落ち着いて生活できると思うんです。

アトピーっ子との付き合いって大変ですよね。見ている親もとてもツラいです。何かしてあげたいのに、何もできない。

保冷剤を使うことで、子どもも親も、少しでもそのツラさが緩和できれば幸いです。

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